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デジタルカメラを買おう!
本当の編集後記
●発売に際して
ある日、先輩の伊達淳一さんから電話があって、人狩り合いました。
うそ。
やさしい伊達さんは、私に武者修業の機会を与えてくださったんです。でなければ、伊達さんや、佐藤イツキ大先生を従えて、私なんぞがレビューをやれるはずがありません。どーんと先輩諸氏の胸を借りる形でがんばらねば、と思ったのですが、やはり終わってみると後悔ばかりでした。
もっとも力を入れたのはCD-ROM。今までNIFTY SERVEのFPHOTOD等を読んでいると、ムックなのに画像が無い!とか、CD-ROMがついていない!という批判を耳が痛くなるほど聞いていたので、今回は全機種16項目のテスト画像が、全てCD-ROMに収録してあります。もちろん、ここにたどり着けた人たちのほとんどは、CD-ROMをみてきていると思うのですが・・・・
さて、舞台裏の話。このムックはビジネスショーとWindows World Expoの狭間という恐ろしい時期にリリースされることになりました。原稿もあがり、やれ一息と思っているところに、次から次へと新機種の情報が流れてくる。げー。このままでは出した瞬間に陳腐化してしまう。しかし、今更紙面でページを割いている余裕はない。というときに生まれたのが、原稿は書いてAdobe
Acrobatで原稿をCD-ROMに入れるデジタル袋とじ計画でした。
その日から私の苦悩が始まります。ありとあらゆるコネクションを使って、ある日は原宿の京セラに押し掛け、ある日は品川のソニーで深夜ポジの受け渡し。富士フイルムから借りたDS-505を持ち込んで、乱入したその場で撮影などなど、口では言えない蛮行の数々を繰り広げました。おかげさまで、現時点で判明している未収録機種は、東芝のC-MOSカメラ、CASIO
QV-200、OLYMPUS C-420L,820L、SONY
デジタルマビカ、だけとなりました。関係者の皆様ご協力ありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。
本当は本誌のサンプル画像のコメント、もうちょっと厳しいことを書いていたのですが、編集長の「デジカメを買おう!という本なのに、これを読んでいると買う気が無くなっちゃうよ」という一言で、若干甘目になりました。まぁ、CD-ROMを見た某誌が「まるごと買うぞ!このCD」といってくれたので、もしかしたらどこかで登場してしまうかもしれません。
それでは皆さん、本当にありがとうございました。
文月にもっと暴れさせたい方は、ご連絡をください。
さようなら。
その後、CD-ROMで行ったHTML形式の画像閲覧は、非常に高い評価を得、様々な方から励ましの声をいただいた事は、ありがたいことです。
CD-ROMはコストの関係でカットされがちな要素ですが、ユーザーにとって、そのデジタルカメラがどういった画像を記録できるか、唯一の架け橋なので、私が関係する仕事では、極力カットしないように抵抗していくつもりです。これに関しては近日中にある形で結実する事でしょう。
1997/12/15 文月 凉
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